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【2026/02/04】日経平均は反落、AIショックで半導体株に売り圧力!

5 min 2,466文字

ざっくり概要(30秒でチェック!)

2026年2月4日の日本市場は、前日の米国株安、特にハイテク株の急落を受けて反落しました。日経平均株価は427円30銭安の54,293円36銭で引けました。前日に2,000円超の大幅高を演じた反動に加え、米国での新しいAI技術が既存のソフトウェアビジネスを脅かすという懸念(AIショック)が飛び火し、半導体関連株が指数を押し下げた一日です。為替は1ドル155円台後半から156円台へ、やや円安傾向を維持しました。


昨日は日経平均が2,000円を超える急騰を見せ、史上最高値を更新し、「この勢いが続くかも!」とワクワクされた方も多いのではないでしょうか。しかし、今日は一転、朝から重苦しい展開になってしまい、ハラハラした方が多かったかもしれませんね。この下落の大きな原因は、昨晩の米国市場、特にハイテク株を襲った「AIによる既存ビジネスの収益性低下懸念」でした。このショックはすぐに日本市場にも波及し、前日に大きく買われた半導体関連株に利益確定売り(いったん利益を確定するための売り)が集中してしまいました。

昨日の勢いはどこへ? 半導体株の急ブレーキで反落

本日2026年2月4日の東京株式市場は、前日の米国株安を受けて反落となりました。

  • 日経平均株価: 54,293円36銭(前日比 427円30銭安

  • 東証株価指数(TOPIX): 3,655.58(前日比 9.74ポイント高)

日経平均は下げ幅が一時700円を超える場面もあり、心理的な節目である54,000円を割り込む苦しい展開となりました。

米国発「AIショック」で半導体関連に利益確定の嵐

今日の下げの主役は、ハイテク、特に半導体関連銘柄でした。前日の米国市場で、新しいAI技術が既存のソフトウェアサービスを代替し、企業収益を低下させるのではないかという懸念(AIスタートアップの動向がきっかけとなりました)が広がり、ハイテク株が軒並み売られてしまったのです。この流れを受けて、東京市場でも株価水準が高い半導体関連銘柄に売りが集中しました。

  • 東京エレクトロン: 前日比 2.21%安

  • 信越化学工業: 前日比 0.82%安

など、指数への寄与度が高い銘柄が値を下げ、日経平均を大きく押し下げる要因となりました。

個別では材料株が輝く展開も

全体が重いムードの中で、個別の材料株や好決算銘柄には買いが入りました。特に、

  • 三菱電機: 前日比 6.04%高

と大幅高となり、市場全体の落ち込みを一部緩和しました。また、輸出関連株では、トヨタ自動車が前日比0.31%高で取引を終えるなど、堅調さを見せる銘柄もありました。

為替は高値圏を維持、ドル円は156円台へ

外国為替市場では、ドル円は引き続き高値圏で推移しました。前日(2月3日)の終値時点では155円77銭付近でしたが、本日2月4日には156円台まで上昇する場面も見られ、米国の金利の先安観(将来金利が下がるとの見方)が後退したことで、ドルが底堅い動きを維持する可能性が指摘されています。この円安傾向は、輸出企業の業績期待という点で日本株全体を支える下支え材料となっていると言えそうです。

ハイテク株に冷や水! 昨晩のNY市場は反落

昨晩2026年2月3日(火)の米国市場は、前日の上昇から一転して反落となりました。

  • NYダウ: 49,240.99ドル(前日比 166.67ドル安 / -0.34%)

  • S&P500: 6,917.81ポイント(前日比 58.63ポイント安 / -0.84%)

  • NASDAQ: 23,255.19ポイント(前日比 336.92ポイント安

特にハイテク株の比率が高いS&P500とナスダックの下げが目立ちました。

新AI技術への懸念がハイテク株を直撃

米国市場の最大のトピックは、新しいAIツールが既存のビジネスモデルを破壊するかもしれないという懸念でした。あるAIスタートアップが発表した新技術が、ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)を提供する企業の収益性を脅かすのではないかとの見方が広がり、投資家は一斉にリスク回避(相場が不安定になるのを恐れて安全資産に資金を移すこと)の姿勢を強めました。


売り込まれたソフトウェア株と、買われたディフェンシブ株

この流れで、SaaS関連の銘柄が大きく売られました。

  • セールスフォース(CRM): 指数を押し下げる要因となり、下落しました。

  • マイクロソフト(MSFT): 下落。

  • アドビ(ADBE): 大幅に下落しました。

一方、景気変動に左右されにくいとされるディフェンシブ株や、エネルギー株には資金が流入しました。セクター別ではエネルギーセクターが+3.29%、素材セクターが+2.00%と大きく上昇しています。

米国10年債利回りはわずかに低下

米国の10年債利回りは、前日の4.282%からわずかに低下し、4.267%で取引を終えました。前日のNY市場がハイテク株主導で反落したものの、金利自体は大きな動きとはなっておらず、米ドルは底堅さを維持しています。

今日のまとめと、明日の作戦

明日ここを見ておきましょう

今週は、米国市場でハイテク大手の決算発表が続きます。特に**アマゾン・ドット・コム(AMZN)アルファベット(GOOGL)**など、今日の下げに影響を与えた銘柄群の決算内容が、市場のAIに対する「期待」と「懸念」のどちらに傾くかを決定づけるかもしれません。日本時間で明日夜から明後日の朝にかけて発表されるこれらの決算速報には、ぜひ注目したいですね。

編集後記(今日のひとりごと)

昨日の大陽線(大幅高)を見て、「よし、このまま行くぞ!」と意気込んでいたら、今日はまさかの反落…。相場のムードがコロコロ変わるので、本当に疲れますよね。私たち個人投資家は、大きな流れに翻弄されがちですが、大切なのは一喜一憂しすぎないことです。米国で出たAIに対する懸念は、一時的なものかもしれませんし、また新しい視点が出てくるかもしれません。明日も焦らず、一緒に市場の動きをチェックしていきましょう!